2020年03月02日
M870 MAGPULカスタム③-2



前回の投稿ですでにネタバレしてますが、STGのM870 MAGPULカスタムでございます。
このSTGのM870は単発エアコッキング式のマルゼンCA870のコピーですが、バレルやレシーバーはフルメタル仕様になって外観はリアルです。
それにMAGPUL社から出ている、M870のアクセサリーパーツ(レプリカ)を装着させたスタイルを再現したモデルです。

今回そのMAGPULパーツを己の所有欲を満たすため、大枚をはたき実パーツを一式ドーンと購入!
これをレプリカパーツと換装していきます。


フロント周りのセッティングは前回から変更点はありませんが、カラーがBKとなったことでまとまり感が出ました。
そして画像では伝わりませんがMAGPUL特有の強化ポリマーの肌触りは、レプリカでは到底再現できない感触であり思わずムフフです☆
前回S&TのM870タクティカルのバレルを移植し、18インチから16インチへショート化したのは今回もそのまま継承しています。
この方が見た目のバランスも、取り回しも良くなって個人的には気に入っています。

フォアエンド下面には「MADE IN USA」の刻印が。


SGAストックは、その存在感に圧倒されます。
0.25インチチークライザーに変更し、スペーサーは1枚というセッティングにしています。



ラバーパッドはレプリカはただのゴムの塊ですが、実物はゴムよりウレタンに似た柔らかさがあります。

レシーバースリングマウントにもしっかりロゴマークが刻印され、さらなる所有欲を満たしてくれます☆


ドットサイトをT-2タイプから、C-MOREタイプに変更しました。
オープンタイプのドットサイトが絶対似合うと思い、C-MOREタイプをチョイス。
本体とレイルの長さが丁度ぴったりなのも、見た目が洗練されてポイントが高いです。

あと見た目は悪くなりますが、HOP調整をイモネジからキャプボルトに変更しました。
これでフィールドで工具無しで調整する事が可能になります。



MAGPUL実パーツを身にまとい、もうこれ以上ないくらいカッコよくなりました(≧∀≦)
しかしこれらのMAGPULパーツですが、すんなりポン付けとは行きません。
以下に取り付けに当たって必要な加工内容を、簡単にですがまとめておきます。

まずはフォアエンドから。
実物とレプリカを比較して思ったのは、レプリカの形状が内部構造含めかなり実物に近いということ。
なのでエアソフトに装着するための改修も、それほど大掛かりな物にはならず済みました。

アクションバー含むユニットをフォアエンド内で固定させるスペースを、エアソフト用を参考に加工していきます。
モノがポリマー樹脂なので、ノコやルーター等でサクサク加工できるので作業は楽です。
逆に削り過ぎに注意しつつ微調整しながら、ユニットがしっかり固定できるよう削っていきました。


マガジンチューブが通る部分はかなり遊びがあるので、ガタつき防止にエンビパイプを削って加工したスペーサーを間にかませます。
準備したスペーサーは外径約27.7mm、内径約23.5mmです。


次はSGAストックです。
ストックもエアソフト用の形状に倣い、同形状になるよう加工してやります。
ここも基本削り作業のみでOK。
リブの一部を削り落とし、取り付け穴の拡張をしてやれば完了です。

あとトリガーガードが接する部分も、ストック側をヤスリで削って調整してやる必要があります。
ストック固定はエアソフトに付属しているM6キャプボルトを使用しています。
SGAストックにもネジは付属していますが、規格がインチネジのためメカボックスの受け側とは合わないので使えません。
レシーバスリングマウントは、エアソフト本体(レシーバー)の幅が実銃より若干大きいらしくポン付けできません。
なので本体と接する部分を、金ヤスリで削って調整し装着しています。
以上の加工を施せばSTGのM870 MAGPULカスタムにMAGPUL実パーツを装着できるようになります。
おそらくマルゼンCA870やS&TのM870系なら、同じような加工で装着させる事が出来ると思います。
しかし今回のカスタム…果たして需要ありますかね?
たぶんいないですね(笑)
しかし今年の年明けに6,000円という破格値で購入したM870ですが、ここまで弄るとは思ってもいませんでした^^;
その甲斐あって満足できる一丁には仕上がったと思います☆
以上M870 MAGPULカスタムでした☆