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Posted by ミリタリーブログ at

2019年01月03日

MAGPUL D-60タイプ ドラムマガジン(次世代用)④


長々とBATTLEAXE D-60ネタを続けてまいりましたが、今回でやっと完結です。
今回はBATTLEAXEのD-60をそのまま使用する場合でも参考になる内容だと思います。

メカボックスは中華製お約束の、見た感じからヤバそうな色をしたグリスでベッタベタになっています。
ここは分解して洗浄し、ギア等必要なところにだけシリコングリスを塗布しておきましょう。

バネを内蔵しているギアは、なんとマルイの多弾マグのコピー品だったので速攻交換です。バネの品質はマルイ製の方が断然いいです。
給弾口付近のパーツ取りの為だけに多弾マグ1本を潰したので、他のパーツも有効利用できてラッキーでした。
あれこれ手を加えてきたのでモーターもミニ四駆とかの高性能モーターに変えたろか!とも考えましたが、トルクアップしたら中華製ギアがもたんだろととりあえず今回はそのままです。

多弾マグに必ずつきまとう「シャカシャカ」音を、少しでも抑えようと防音加工をしてみました。

防音を担うスポンジの厚みは3mmで、裏面に両面テープが貼られてる物だと作業は楽なのでオススメです。
スポンジを貼るということは、相対的にBB弾を貯め置くスペースは減ります。つまり装弾数が減るということなので、やみくもにスポンジを厚くすればいいというものでもありません。

本体中央部は比較的単純な面構成なので、サクサク作業を進めることができました。

表・裏蓋は少し複雑な形状をしてますが、一気に貼ろうとせず何枚にも分けて貼って行けばOKです。
どうせ見えなくなる部分なので、見た目より隙間なく貼る事を優先させていいと思います。

そして効果の方はと言いますと、それなりの減音効果はありました。
プラスチック同士がぶつかる甲高いシャカシャカ音から、カタカタ音くらいにはなったかと。言葉ではちょっと伝えにくいですが、BB弾ボトルにBB弾を入れてシェイクした音よりは全然小さいです。
巻き上げの際のモーター音も、多少ですが小さくなったような気がします。
あとバッテリーも収納スペースの中でカタカタ音を立てるので、同じくスポンジを貼ってみました。こちらは消音というより、バッテリーそのものを固定させる目的です。


マガジン基部とドラム本体を固定するビスが貧弱に感じたので、前後ともM4タップでネジを切り直し同じくM4の超低頭キャップで固定します。これでより強固に固定させることができます。

あと細かいところですが、モーターとコードの接続部などは非常にお粗末で切れやすいです。私も作業中何度か切れてしまい、ハンダで接合し直しました。
あとバッテリーを繋ぐ際はくれぐれも「+」「−」を間違えないように。間違えるとモーターが逆回転してメカボックス内がクラッシュする可能性が大です。

残るはマガジン基部を艶消し黒で塗装し、給弾口のパーツを接着してやればやっとこさ完成です!






んー散々苦労した割には、完成品は意外と普通ですねぇ…

いや…普通に見えるということはまるで既製品のようだと言うこと!という事にしておきましょう(笑)
部材は全てホームセンターで入手可能ですし、工作技術もプラモを作れるスキルがあればできる内容なのでそれほど敷居は高くないと思いますョ。
あとは実際にゲームに投入してみて、信頼性や耐久性を確認したいと思います。
〈Before〉

〈After〉



P-MAG D-60の装着で、フィールドでの注目度も戦力もアップしそうですねぇ( ̄ー ̄)

M4本体も少し弄ってたので、次回はその辺を書こうかな。
とりあえずD-60についてはこれでおしまい!

〈↓↓過去記事はこちら↓↓〉
MAGPUL D-60タイプ ドラムマガジン(次世代用)①

MAGPUL D-60タイプ ドラムマガジン(次世代用)②

MAGPUL D-60タイプ ドラムマガジン(次世代用)③

  


2019年01月03日

MAGPUL D-60タイプ ドラムマガジン(次世代用)③

今回は外観形状の修正についてです。


外観形状は実物と比較するとデフォルメされている部分もありますが、全体的に見ればD-60の雰囲気は良く再現されていると思います。
電動ドラムマガジンとしての機能を満たす上で設計上の制約もあるでしょうし、価格を抑えるという意味でも凝った作りにはできません。ましてや中華製ですし…
自分も「リアル」を求めるのではなく、雰囲気的に実物に近付けたいと思います。


実物と修正後、修正前を比較したものです。
違いが分かるでしょうか?
これを見て「おっ!何か良くなったね」と感じた方は、今回の修正をオススメします。逆に「大して変わらないじゃん」と感じた方は、何も弄らずそのまま使用した方が無難です。
結構手間がかかる割には、劇的に変化するわけではない事を事前に申し上げておきます。


今回手を加える部分は2箇所で、左が修正前で右が修正後です。
①ドラム本体の取り付け角度の修正
ここは今回一番したかった改修ポイントで、これまでの作業はほぼここの改修をする為に派生したようなものです。

まず実物の方はマガジンハウスの斜めにカットされているラインと、ドラム本体とが平行になっているのが分かると思います。

対してBATTLEAXEのは折れ角はついてるものの、その角度は浅くマガジンハウスのラインとドラム本体が平行になってません。

ほんの少しの違いなのかもしれませんが、私にとっては凄く大きな違いに感じました。
私がMAGPUL好きなのは、機能や信頼性を満たしながらもデザイン性もきちんと意識されているところです。
作業は次世代M4用アダプターを加工し、再接着する際に角度も調整して再接着しています。

②マガジン基部が固定される土台をカット
あとマガジンとドラムとを接続する土台部分はボテっとしてるので、ここは7mmほど高さをカット。

裏蓋とツライチになるくらいの位置までカットし、それに併せてマガジン基部の固定用ビス穴の位置も変更します。
作業としては細目ノコでカットした後、ヤスリで整えたのみです。


以上の修正を終え、実際銃に装着してみました。マガジンハウスのラインとドラム本体とが平行になり、より実物に近い印象になったと思います。この角度ですよ、角度♩

なんか今回はうんちくたらたらの内容になってしまいました(^_^;)
感覚的な話なので人によっては全く気にならないところだと思いますが、もし共感いただける方がいらっしゃったら幸いです。

次回でやっとこのD-60も完結です。

〈過去記事はこちら〉
MAGPUL D-60タイプ ドラムマガジン(次世代用)①

MAGPUL D-60タイプ ドラムマガジン(次世代用)②